施工実績 : 宮ノ前地区下部工事(公共土木)

事業名 天城北道路宮ノ前地区下部工事
発注者 国土交通省 中部地方整備局 沼津河川国道事務所
施工場所 静岡県 伊豆市 矢熊地先
構造・規模 橋台工2基(V=158m3+672m3) 深礎工(φ2.0m,L6.0m)N=2本、(φ2.0m,L8.0m)N=2本、(φ2.5m,L16.0m)N=2本、(φ2.5m,L17.5m)N=2本、(φ2.5m,L18.0m)N=1本、(φ2.5m,L21.0m)N=1本

当作業所は、伊豆縦貫自動車道の一環として高速交通サービスを提供するとともに、当地域の交通混雑緩和を図る路線です。
また交通量が多い県道が隣接する現場で自動車及び歩行者、近隣住民の方々に配慮が必要な現場でした。

まず、橋の土台の基礎となる場所打杭工(深礎工)を行う前に、山の斜面への施工となるので、仮設土留(親杭横矢板工法)を行いました。作業の流れはH鋼杭(300mm)を打ち込み、横矢板を設置しながら掘り下げ、土圧に耐えられるようアンカー工法で土留を完了しました。

掘削が終わり作業場所が出来たら、土台となる場所打杭工(深礎工)の施工を行いました。杭の支持地盤が硬かった為、今回火薬を使用し地盤を破砕しながら掘り進めていきました。杭の直径も2.5mと小さく、掘削長さも21mと長い箇所もあり危険を伴う作業でした。

次に作業足場の組立、型枠の組立を行い、合計5回のコンクリート打設を行いました。今回の工事ではコンクリートのひび割れが懸念されたので、遮熱養生工法(保冷バックなどで使用されている類似品)という養生方法でひび割れの低減を図りました。

担当者の声 (土木部 小宮山)

今回の現場では、深礎工での発破作業という非常に危険な作業であったため現場周辺や作業員の安全確保を十分配慮し、作業を進めていきました。事故もなく、無事竣工をむかえられました。

担当者の声 (土木部 鈴木)

1年2ヵ月の間隣接工事との調整を図りながら事故も無く、また地域の方々の協力により、良い品物を提供できました。

駿豆建設株式会社

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