施工実績 : 新大門橋橋脚耐震工事(公共土木)
事業名 | (国)136号防災・安全交付金工事 (新大門橋P2橋脚補強工) |
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発注者 | 静岡県 沼津土木事務所 |
施工場所 | 静岡県 伊豆の国市 小坂地内 |
構造・規模 | 橋梁耐震 橋脚補強 鉄筋コンクリート巻立V=93m3 土砂掘削V=7,110m3 埋戻しV=7,100m3 大型土のう据付撤去N=748袋 |
大規模災害発生時に、救急・救命活動や支援物資の輸送、復旧・復興活動を迅速に行うため、緊急輸送路を始めとした橋梁の耐震対策を実施しています。過去の大地震において被災事例の多かった橋脚の損傷や上部工の落下を防止するため、橋脚補強や落橋防止システムの設置を優先的に実施しています。当現場は、狩野川に架かる『新大門橋P2橋脚』の橋脚補強工事です。
河川区域で行われる工事において、その施工期間中における治水上の安全を確保するため、大型土のうにて仮締切提を設置。大型土のう748袋を製作しました。
本工法は、既設橋脚のコンクリート面を表面処理し、その周囲を鉄筋コンクリートで巻立てることにより、新旧コンクリートの付着が確保され、巻立てた鉄筋コンクリート部材と既設橋脚が一体となって機能します。
当現場は、主筋D51、帯筋D22で施工しました。
当現場は、主筋D51、帯筋D22で施工しました。
鉄筋コンクリート巻立て上部の状況です。巻立て厚さt=250mm、既設躯体接地側に雨水浸透防止のシール工を施工。
鉄筋コンクリート巻立て完了、埋戻し前の状況です。
巻立て高さH=17.250m、巻立て周長L≒22mを施工しました。
巻立て高さH=17.250m、巻立て周長L≒22mを施工しました。
担当者の声 (土木部 鈴木)
掘削深さ9.5mあり、湧水が多く、水替ポンプでの排水処理に苦労しました。
河川内の工事であるため、天候の状況を常に把握し、現場内の資機材の搬出がすぐ出来るよう現場内の整理に努め、大雨の被害もなく無事完成できました。